2009年10月13日

遠い冬のみかん味

itokasi.09.9.22-6.jpg

仕事が休みの日は、試作し続ける

あれこれ余計なことを考えず
それだけに集中するための時間は限られているけれど
作れば作るほど、頭の中はシンプルに整理されていく

次回のOtayoriの焼菓子は「季の五感」
ほぼ自分の頭の中では完成しているので
あとはそのイメージに近づけていくだけ。

ふと思いつきで作ってみた「みかんのケーキ」
極早生みかんとみかんジャムを入れて。

焼きあがって、待ちきれず食べてみると
なんだか、ぎゅゅーと胸がつまりそうになった。

この不思議な温かさ。
父がよくストーブで焼いてくれていた焼きみかんの味だった。
境目のない甘さと酸っぱさは
その頃の、会話も表情も気持ちもすべて思い出させる
木枯らしの冬だったことも。

itokasi.09.9.22-5.jpg


どっしりとした、粉の旨みが感じられる焼菓子が好きだが
出来立ての荒熱の取れていない焼菓子も好き

冷めて完成のものでも
崩れそうな柔らかい生地を、ついつい先走って食べてしまう

「みかんのケーキ」
翌日食べると
みかんの味がはっきりとして、また違う美味しさになる

秋の夜長、ますます焼菓子の虜となる。


posted by yukari at 00:00| Comment(2) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんで、こんなに きれいなお菓子が
作れるんでしょう・・・。

ほんとに すごいです。

いつもながら、感動させて頂いてます。

そして・・・。

食べてみたーい。(*^_^*)
Posted by きなこ at 2009年10月14日 21:39
きなこさま

ありがとうございます。。。
見た目も味も素朴なんですけど
写真の力もあるかな〜〜(笑)
でも、シンプルなものは美しいなぁと思います
ぜひお召し上がりくださいませ♪
Posted by yukari at 2009年10月15日 10:13
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。