2011年02月01日

冬読

itokasi.2011.1.30-t.jpg


突き刺さりそうなほど
窓の外に張り詰めている

これは冬だけの色


窓から眺めている限りでは何も変わらないのに
世界は急速に回転しているようにも映る


何かに感動していたいし
刺激がないのは退屈だと、いろんなことをして過ごそうと頑張る
選択肢を欲しがるのに
与えられすぎて残像として流れていく


もう動きませんと決めこんで
冬の無味透明な鮮やかさと匂いに
ぼんやりと浸りながら本を読む

1月は、もう、ひたすら読み耽る
冬眠ならぬ、「冬読」

傍らには、いつもこっくりとした焼菓子
本を読むときは、なにかしらお菓子を用意してから

塩っけのある分厚めのガレット
チョコを贅沢に入れて焼いたスコーン


傍らに置いておきたい冬の焼菓子をセットにして
お届けできたらなぁと
ぼんやり考え中・・・・






ちなみに、この冬の一冊「朝の少女」

マイケル・ドリス=著
灰谷健次郎=訳

文明のない世界で
心の機微と葛藤に向き合いながら、暮らし成長していく家族
まじりっけない思いやり

それを未熟・無知と思うか
純粋で美しいと思うか。

最後の1行は、残酷にもその問いを突きつけてくる

否定も肯定もできない中で
お互いの見る視点で世界は一転してしまう哀しさが
今も現実に起こっている

もう見過ごすことはできない
posted by yukari at 00:00| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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