2011年03月04日

ましろ

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いつか辿ってきた道を思い起こす

あの頃の複雑で混沌とした心の中
いろんな色がごちゃまぜにあったようにも思うけれど
ほんとうは真っ白だったんだ

いろんな人に出会って
いろんなことが起きて
これからだったんだ

あの時の未来は今の自分
すべてのことにありがとうと思える




【ましろ:和三盆のクッキー】

卒業式に、お世話になった先生方や友人にお菓子をプレゼントしたいと
高校生の女の子から依頼がありました。

その一生懸命さと優しさに、あったかい気持ちになり
その瞬間に作りたいと思いました。


3月4日 小さな白い雪の舞う日

「ご卒業おめでとうございます」

真っ白な気持ちで出会う、これからの未来に贈ります。






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2011年02月16日

【Otayori:vol.26】ご予約受付

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昔読んだ本を読み返すと
まったく違う印象になってしまうことがある

読み違いをしていたのか。
時間とともに、思考が変わったのか。


どちらも瞬間は真実であり、どちらも錯覚なのだろう

そして、同じ本を先の未来に読み返すとき
また違う印象を受けるのだろう


特別なことは、すぐに特別なことでなくなる
深い悲しみも激しい喜びも長くは続かない

すべては錯覚の連続で塗り替えられていく

錯覚からなにを学ぶのか
次はどんな錯覚をしてしまうのか
楽しみに待ちながら、日々のページをめくる





今年はじめてのOtayoriをお届けします。

焼菓子はとてもシンプルです。
作る工程も材料も、複雑ではありません。

どう作っても同じものができそうなのですが
これがまったくもって、そうではないのです。

季節、気温、自分の味覚、材料の状態、加熱状況、工程の具合
ときどきの些細なミス。。。。

いろいろなパターンで、それぞれの味になっていきます。

その瞬間、瞬間の錯覚の集合体なのかもしれません。

より良いものをと作り続けて
レシピは少しずつ進化しています。


寒い季節に一番美味しいと感じる
滋味深い焼菓子5品とともに、いとおかし物語の世界へ



詳しいご注文詳細をお読み下さい。→ 
ご注文お待ちしておりますね。

予定数になりましたので受付は終了させていただきます。
ありがとうございました。


【商品お渡し日】
 2月23日(水)
 3月 3日(木)
 3月10日(木)
 3月31日(木)

【商品お渡し】
ジェイクォーターにて  am11:00〜pm19:00 
配送も可能です。(お届け予定日は翌日〜翌々日になります) 
※配送会社の値上げに伴い、今回より四国以外のご配送は
 申し訳ございませんが¥50の値上げをさせていただきます。

※メール送信後、2日以内に返信がない場合は
 申し訳ございませんが、再度ご連絡をお願いします。

詳しいお菓子の内容は下記のカタログページからご覧下さい。
お菓子のカタログ
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2011年02月13日

雪音

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聞きなれない音で目が覚めた


これを聞くのは久しぶり過ぎて、すぐには思い出せず

屋根に積もった雪が、自然に滑り落ちてくる音

めったに雪が降らないから気づかなかったけれど
こんなところにも冬の音があったのだ




寒いのを通り越して
痛い感じさえする、ほんとうの真冬

こんな季節だからこそ、甘くて香ばしい焼菓子が
食べたくなります。


今日は、娘の「友チョコ作り」を手伝いながら
やっぱりチョコレートは真冬のものだなぁとしみじみ思ったのでした。


新しく
メール案内にたくさんの方に登録していただきました。
ありがとうございます。


今年初めての【Otayori】
もうすぐ、ご案内できそうです。



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2011年02月01日

冬読

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突き刺さりそうなほど
窓の外に張り詰めている

これは冬だけの色


窓から眺めている限りでは何も変わらないのに
世界は急速に回転しているようにも映る


何かに感動していたいし
刺激がないのは退屈だと、いろんなことをして過ごそうと頑張る
選択肢を欲しがるのに
与えられすぎて残像として流れていく


もう動きませんと決めこんで
冬の無味透明な鮮やかさと匂いに
ぼんやりと浸りながら本を読む

1月は、もう、ひたすら読み耽る
冬眠ならぬ、「冬読」

傍らには、いつもこっくりとした焼菓子
本を読むときは、なにかしらお菓子を用意してから

塩っけのある分厚めのガレット
チョコを贅沢に入れて焼いたスコーン


傍らに置いておきたい冬の焼菓子をセットにして
お届けできたらなぁと
ぼんやり考え中・・・・






ちなみに、この冬の一冊「朝の少女」

マイケル・ドリス=著
灰谷健次郎=訳

文明のない世界で
心の機微と葛藤に向き合いながら、暮らし成長していく家族
まじりっけない思いやり

それを未熟・無知と思うか
純粋で美しいと思うか。

最後の1行は、残酷にもその問いを突きつけてくる

否定も肯定もできない中で
お互いの見る視点で世界は一転してしまう哀しさが
今も現実に起こっている

もう見過ごすことはできない
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2017年04月28日

兎にも角にも

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あらたまって礼を尽くし
「あけましておめでとうございます。」と挨拶をする

親しい間柄にも
瞬間、厳かな空気が流れ 初心に返る


そうやって、何度も何度もまっさらな気持ちで出会う

新年を迎える数だけ、出会いを積み重ねる




2011年は兎年

「兎に角」のように、ありえないことがある

その覚悟を持って

予定も計画もなく、ふわりと軽くジャンプする

今はそんな心境です


「今年もよろしくお願いいたします。」





販売受付が終了した後で申し訳なかったのですが・・・

リビングたかまつの年末年始号の「奥の手みやげ」に
掲載していただきました。

デジタル版で紙面が閲覧できますので、こちらのHPでご覧下さい。

http://www.takalivi.com/


次回の販売もこちらのブログにてお知らせしますが
メールにて直接のご案内を希望される方は
下記の〔メール案内フォーム〕にご登録下さい。

いとおかしメール案内フォーム







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2010年12月12日

【ゆく菓子 くる菓子】

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生まれくるもの。そして消えゆくもの。

過ぎゆく後に、また生まれくるもの。


「ゆく」  「くる」

その繰り返しを、ただ見ていると
時間の流れをあまり意識しなくなり
1年という区切りも感じなくなってきた

日々、生まれ、作り続けたお菓子も
今ここにはなく
食べてくださった方の記憶とともに
いつかは消えゆくのだろう

その記憶を辿りながら
今まで生まれてきた「いとおかし」のスタンダードを
ギフト用にパッケージしてみました。



★比較的日持ちのする焼菓子5種類のセット(賞味期限2週間)
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★素材バリエーションの豊富な焼菓子8種類のセット(賞味期限1週間)
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大切な人への贈り物に
ちょっとした手土産に
もちろん、ご自分・ご家族のおやつにも

時は過ぎ去っても
このお菓子を口にするすべての人の
確かな記憶として輝きつづけることを願いながら。




今回は2種類のセットを販売させていただきます。

そして、初めてのプレゼント企画!!

ギフトBOX販売を記念して
ご注文締切日までにご予約いただいた方限定2名様に抽選で
上記の5種類の焼菓子セット(¥1300)をプレゼントさせていただきます。
ご注文フォームより12月18日(土)中までにご予約いただいた方に
限らせていただきます。

当選の発表は12月19日(日)にメールにてご連絡させていただきます。

※2名のご当選の方には、19日にメールさせていただきました。 


詳しいご注文詳細をお読み下さい。→ 
ご注文お待ちしておりますね。

【ご注文締切日】
2010年12月18日(土)

 ※締切日前にご予約が予定数になりましたら
  受付は終了させていただきます。
  申し訳ございませんが
  その時点で抽選のご応募も終了とさせていただきます。

 ※予定数になりましたので、受付は終了させていただきます。
2010年 12月23日(木)受付終了
      12月24日(金)受付終了
      12月29日(水)受付終了                 
           
【商品お渡し】
ジェイクォーターにて  am11:00〜pm19:00 
発送は23・24日のみ可(お届け予定日は翌日〜翌々日になります) 



※メール送信後、2日以内に返信がない場合は
 申し訳ございませんが、再度ご連絡をお願いします。


お菓子のカタログはこちらからどうぞ
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2010年12月08日

ゆく菓子 くる菓子

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11月のOtayori:vol.25
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。


今年のお菓子は、これで終わりにしようと思っていたのですが
今年1年のOtayoriの焼菓子を中心に
いとおかしのギフトBOXをと考えています。

まだ準備段階なのですが
来週にはきちんとお知らせができそうです。



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2010年11月03日

[Otayori : vol.25]

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なんとなく、なんとなく
それが続いているうちに

小さな字がはっきりと読めなくなっていた

急にきたわけではなく
なんとなくが積み重なってきただけで

ずっと視力1.5で当たり前のように見えていた
小説の文字
糸を通す針穴
テレビの端っこに出ている時刻

境界線がない、ゆるやかな塊になってしまった




中国語では老眼のことを「花眼」と書いて
「ホワイェン」というらしい

花を見る眼

細かいところがよく見えるより
全体がほんのりと映るほうが、花は美しく見える
語源はそこかららしいだが

自分のまわりの世界を見るときも
くっきりはっきりより、水彩画のようにぼやけているほうが
趣があるのかもしれない


これも人生のバランス
今のわたしには、その眼のほうがちょうどいいってことで
静かに受け入れよう


人に対しても
心の花眼で見なさいと教えてくれているのかもしれない
起きることはすべて許容範囲
線引きはしないほうが、きっといい


はたして。
お菓子作りにそれは当てはまるのかな。。。


かなりな几帳面さを要する作業
ぼんやりとゆるくできないことばかりだが
以前よりは、あまり厳しくこだわらなくなったし
素直にいいと思えるものを、穏やかな心で作るだけ


25通目のOtayoriです。

暮秋の候

もう少し秋を満喫したいけれど
落ち葉が風に舞う帰り道は心細くなって
まっすぐ家路へと急ぐ
「甘さ」を求めて


甘いものがほしくなるときは
自分を少し甘やかしたいと思っているときなのかも

久しぶりのスタンダードな焼菓子
あれこれ作ってみても
戻る場所はいつも同じなのです。
寄り道せず直球で作りました。

ひとつひとつについて語りたいのですが
あまりに独りよがりになりそうなので
お菓子の説明の後に、ちょっとずつコメントを入れてみました。
想像しながら読んでみて下さい。

お渡し日のことなど
詳しいご注文詳細をまずお読み下さい。→ 
ご注文お待ちしておりますね。


予定数になりましたので
受付は終了させていただきます。
ありがとうございました。

お菓子のカタログはこちらからどうぞ
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2010年10月08日

こんな日に、雨

写真を見たり、話を聞いて
分かった気になっていたけれど

自分自身が体感しなければ
その世界は存在しないのと同じ


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先週の日曜日
najaさんのイベントで女木島へ


まるで電車に乗るかのように気軽に船に乗り
ふらりと島へ降り立つ

その日は雨で、青い空も青い海も皆無

イベント会場のBeach apartまでどしゃ降りで
靴はびちょびちょになったけれど
グレイに染まる空とともに、しっとりとした島歩き
Beach apartに到着。



いとおかしは
土・日と2日間販売させていただきました。
今回は直接販売できなかったのですが
お菓子をお買い上げくださった皆様、ありがとうござました。

お菓子の新しい可能性を掻き立てられる空間作りにも
心癒されました。
najaのスタッフの皆様、ありがとうございました。

どんな方に「いとおかし」を食べていただいたのか
想像するのも楽しいです。

najaさんのイベントは11日まで開催されているので
この3連休にぜひ、体感してください!



そのあとは、勢いあまって男木島へ。
ふらりと船に。。。(気軽に船に乗れるのがたまらないんです)

初めての男木島は、想像とまったく違う町並み
小さな路地に細い坂道
その間に何気なくアートが溶け込んでいる

そして、一番驚いたのが思っていたより若者が多く訪れていること
世代意識は大きく動いていることを感じる
島の時間の流れに引き込まれるのは
小さなことにこそ豊かさがあると感じるから


撮った写真はすべてスモーキーで、寂しいけれど
雨のときにしか見られない表情
わたしの世界になった

次はどの島を訪ねようか・・・
未知の島が誘っているかのように、帰途の船では大きな虹に出会えた

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2010年10月01日

イベントスタート!

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ついてます。

イベントに間に合わないなぁと諦めていた「紅玉」が
本日、手に入りました。
急遽追加で焼いております。

紅玉を使った【りんごのタルト】は秋限定の味!
ぜひ食べていただきたいです!!

そして、もう一品

こっくりとしたチョコレートケーキを食べたくて
試作していて。。。

実は、チョコレートケーキはレシピがAとBの2つあって
それぞれを季節や中に入れる素材によって使いわけていました。

今回のイベント用に
さらに配合を変え何度も試作し
新たに3番目のCレシピが出来上がりました。

チョコレートの濃厚さを残しつつ
しっとりとしているのに口当たりが軽い生地
このかんじを探し続けて
【C−ルセット】完成しました。
今が旬の栗の入った秋バージョンです。


いとおかしは
イベント期間中、10月2日(土)と10月3日(日)の限定販売となります。
明日2日は、12アイテム販売させていただきます。

瀬戸内国際芸術祭は9月後半からかなり賑わっているそうです。
今週末、お出かけの予定がありましたら
ぜひ、女木島のBeach Apartへ。


Naja 10th ANNIVERSARY Handmade Event

2010年 10月1日〜10月11日(毎日11:00〜16:00)
女木島  Beach Apartにて

詳しくは北浜アリーのnajaさんのブログにて → 

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2010年09月22日

光と影の表情

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試作中はいつも光と影

好きなことを追い続ける

楽しいと思う瞬間
喜びを味わう瞬間
未来に光を見る瞬間

華やかな輝きを感じる時
そこには、苦悩、哀惜、孤独がいつも寄り添っている

光の中だけにいることはできないし
まぶしさのなかで見えなかった影に本質は隠れている
心の影が長くなったら
自分の中に潜って見つめる

静かに見つめていると
ぼんやりとした心にくっきりとした輪郭がひかれ
また、好きなことを追いかける気持ちが生まれてくる




「秋想う日のいとおかし」の販売が終了しました。

お渡しする日はいいかんじに涼しくなっているはずだったのに
思い通りにはいかないものです・・・・
でも、冷たいお菓子にはちょうどよかったかもしれませんね。

久しぶりの販売で、たくさんの方にお会いできて
お菓子への気持ちが湧き上がってきました。
ありがとうございました。

さきほども
温かい飲み物と焼菓子が恋しい。。。と
メールをいただいたばかり。

焦がれそうなほど恋しい気持ちを
秋素材でこっくりと焼き上げた焼菓子
10月のイベントで販売させていただく予定です。


その、イベントのお知らせです。

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Naja 10th ANNIVERSARY Handmade Event

2010年 10月1日〜10月11日(毎日11:00〜16:00)
女木島  Beach Apartにて

詳しくは北浜アリーのイベントカレンダーにて → 

※いとおかしは10月2日(土)3日(日)の2日間のみの販売となります。

瀬戸内国際芸術祭、開催中の女木島
涼しくなったら行きたいと思っていたので
10月3日はわたしもBeach Apartで直接皆様にお会いできればと
計画中です。

ほんの少しの準備期間ですが、まだまだ試作の日々です。

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2010年09月07日

秋想う日のいとおかし

色なき風を感じる、ほんの一瞬
すぐそこにいてくれるような気がする


行き着く処のわからない暑さの先に
目には見えなくても、待ってくれている


君を想うだけで、心落ち着く
ひんやりとした「秋想う日のいとおかし」
二層が調和しながら溶け合う4つの冷菓。

沸騰しそうなからだに染み透る
ひと時の涼を求めて作ってみました。




今回は商品の特性上、発送はできませんのでご了承下さい。
直接ジェイクォーターまで受け取りに来てくださる方限定になりますが
ご注文お待ちしております。


受付締切日より早いのですが
ご注文が予定数になりましたので
申し訳ございませんが、受付は終了させていただきます。
ありがとうございました。


ご注文前にお読み下さい → 


●お願い●
お菓子はすべてゼラチン使用のため、常温では溶けてしまいます。
保冷剤はこちらで準備させていただきますが
クーラーバッグをお持ちいただけると有難いです。
お菓子のカタログはこちらから
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2010年08月31日

そこはかとなく溶けゆく

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夏から秋へと

季節は瞬間に移ろうものでなく
マーブル模様に溶け合いながらその姿を変えていく


暑さの中、一瞬の涼を満たしてくれた「真桑瓜」
今ではほとんど見かけられなくなった夏の果実
目を閉じて食べるとメロン
懐かしくて、有難い頂きもの


過ぎれば、暑さ忘るると言いたいけれど
暑さはまだ緩みそうもない

何事にも程というものがある

度を過ぎると思考は止まる


人はその器の度を越えて、いっぱいにしないほうがいい
ほんの少しでも余裕を残していれば
思考は自由に遊びだす

欲張って満たしすぎると
溢れ出すのは、よくないことばかり


余裕とは自分のためでなく、他人のためにもつもの

少しずつ少しずつ、真っ白いところを増やして
お菓子を作ることを楽しむ日々が始まる


8月の最後の1日。
こどもたちが
ずっと食べたがっていたゼリーをたくさん作る。

そこはかとなく溶けゆく4つの味

まだまだ暑さの残りそうな気配がする9月前半に
冷たいお菓子を販売させていただこうと思っています。
またこちらのブログでお知らせしますね。



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2010年07月20日

ルビー色をいただく

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夏のプラム
今だけの、楽しみ。

ジュースの類がほとんど入っていない我が家の冷蔵庫
夏はフルーツのシロップを作っておいて
「ただの炭酸水」で割って飲む

プラムジュースの透き通るようなルビー色
なんにも余計なものを加えない
光と影から生まれた自然の恵みと力強さを
ただ受け取る。

あれこれ手を加えないほうがいい
調和を崩さないほうがいい
食べ物が持つ力を、そのまま信じて。

人も同じ。

からだの声を聞かずにいたら
わたしはたくさんのことを抱え込んでいたようだ
バランスを崩していたことに気づかされた


手放せないと思っていたものや
こうあるべきと思い込んでいるルールを
意識的にひとつひとつ捨てていくと

偽りには心を動かされなくなり、やっと軽くなった




過ぎ去ったものを追わず
まだ来ないものを想うことなかれ


初夏の夕立が、湿り気をそっと運んできたその後に残された
今、この瞬間の、自然の色をそのままいただく


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2010年05月26日

[ Otayori : vol.24 ]

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素直にそう思う

「甘いものは美味しい」と。


「食」についての諸説もろもろが氾濫する時代にあっても
甘さとは人の根源的なものを揺さぶる

節度を持って食す「甘さ」は心を豊かにする

「人生は甘美なもの」
ただ「食べる」のではなく「味わい」たいと思う




24通目のOtayoriです。

お届けしたいものは「雅趣ある甘味」


日々の出来事や、新たな刺激で
心は右へ左へとざわつきそうになっても
静かに穏やかに暮らすことを心がけています。

作り手の気持ちも大切
お菓子を作る時は、偏ることなく、中心が変わらないように
穏やかな気持ちで臨むと
生まれたお菓子も不思議とそんなお菓子になっているのです。

素材もできるだけ国産の素材を厳選し
洋菓子の中に「日本」の旨みを足し算してみました。

ほっとする懐かしい甘さは
ゆっくりとしみ込み
気持ちを和らげ、落ち着かせてくれる

昔ながらの素材にはそんな力があるのだと感じます。

何かをしながらでなく
食べることにのみ、心を注いでみてください。
きっと、隠された甘味を味わえるはず。。。。



※予定数になりましたので、受付は終了しました。
ありがとうございました。



※季節的に気温の上昇もありますので
発送をご希望の方へは、クール便にて配送させていただきます。
送料にクール便料金が加算され
発送地域とご注文の個数によって料金も変わりますのでご了承下さい。
料金は返信メールにてお知らせいたします。




ご注文の詳細はこちらをご覧下さい → 

お菓子のカタログはこちらから
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2010年05月19日

忘却と想起

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味覚とは、なんと優秀な記憶力をもっているのだろう


真実から長い間引き離され、忘却曲線のカーブを辿っても
忘れがたいものは、体のどこかに身を潜め
いつでも想い起こす準備をしている


10歳くらいのときかな・・・
母が沖縄旅行のお土産に買ってきてくれた「ちんすこう」
へんてこな名前のクッキーだなぁ。。。と思って食べたら
体が震えるくらい美味しかった
ざっくりとした食感といい
何よりあの粉の味は、他にジャンルがないくらい際立っていた


その後も、何度かお土産でいただくこともあったけれど
あの味ではなく、
無意味な期待はしなくなり

あの衝撃は子どものときの感覚だから
今食べると、こんなものなのかなぁと
すっかり失望していた



それが、それが
ここにきて、想いださせてくれたのは息子の修学旅行。

沖縄のお土産
あれこれ試食したけれど
「これは独特な味で、一番美味しかったよ」と。

久しぶりに食べる「ちんすこう」
一口で陥落。
そうそう!!船の絵のパッケージだった!!
その後、息子には浴びるほどの賞賛を。


正確には「新垣ちんすこう本舗」さんのもの。
また食べたい、
わたしのわすれがたい味。


次のOtayoriで作りたいなぁと思っていたお菓子は
このイメージに近いので、なお、びっくり。



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2010年03月23日

[ Otayori : vol.23 ]

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春は青い

春の光は青く冷たく透明に光る

膨らみはじめた新芽は
突き刺さるほどに青く、瑞々しい

眩しくもあり、哀しくもある
せつなくもあり、嬉しくもある

お菓子にしたら、きっとこんな味



春のOtayoriは
青い酸っぱさを追求した3種類の焼菓子

材料も極力シンプルに、厳選したものを使用しています。

ミニセットですが、きゅっと心に残る味になればいいなぁと思います。

ご自分用に、そして大切な誰かへのプレゼント用にもどうぞ!



詳しくはこちらをご覧下さい → 


※すべての販売日の受付は終了しました。
 ありがとうございました。
 

お菓子のカタログはこちらから
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2010年03月22日

Sweetsは甘くない

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過ぎ去ってもう戻らないものへの寂寥
誰かがいないという感覚

気づいていたのに
ずっと霞がかかったようにぼやけていた感情がある

それは青々とした痛みという感情

目に映るものは優しいはずなのに
少し心がゆがむような酸っぱさが鮮明になる
春は痛みを感じる季節なのだということを思い知る


そして、その痛みは月日とともに甘い記憶になる
甘さと痛みはいつも表裏一体だ



「Sweet」という言葉は
甘美で温和で優美な至福の表現として使われることが多いが

「甘い」という言葉からは哀感からくる儚さを感じる
「甘い」けど「甘くない」かんじ


春のいとおかしはこの感覚を深くしてみました。

苺・檸檬の酸味をしっかりと感じる
「甘い」のに「甘くない」焼菓子

今回は3種類の焼菓子を1セットにしたミニサイズでお届けします。

詳細は後日ブログにてお知らせしますね。


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2010年01月27日

[ Otayori : vol.22 ]

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「冬雪さえて すずしかりけり」


季節それぞれの移ろいを
ありのまま受け入れ
厳しい冬の寒さでさえも、心地よいと感じる境地へ
道元のことばは、自然と対峙する覚悟を教えてくれる


氾濫する情報を無条件に信じ、無意識に思い込まされ
見たもの、聞いたもの、知ったものを欲しがる
季節を先へ先へと急ぐ
そういう心持ちから少し離れたいと思う


暑いも寒いも、晴れるも曇るも自然のなりゆき
善いも悪いも、思いは持たず
そのままをありがたいと感じれば
日々は穏やかに流れていく
食べ物も暮らしも季節の移ろいとともに


冬には冬の暮らし。
冬には冬の焼菓子を。


冬の素材を使い
目新しさはなくとも
味わい深いシンプルな焼菓子をお届けします。

今回はさらに、特別プレゼント付きです。


詳しいご購入方法はこちらからどうぞ → 

お菓子のカタログはこちらから
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2010年01月25日

ある光

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柑橘類は美しく完結する

最近ではいろいろな交配種の柑橘果物が増えて
どれがどれだかわからなくなることもあるが

瑞々しい酸味を味わった後は
ピールにしたり、コンフィチュールにしたり
香りを楽しんだり
果皮まで無駄がない


こちらは「ゆず」
果皮がかなり柔らかいので扱いやすく
コンフィチュールもすぐに瓶いっぱいになる

シンプルな配合のマドレーヌに
ゆずの甘酸っぱさをすこし・・・



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