2009年08月26日

夏のなごりのいとおかし

花火の後
流れ星を探してみる

星はいつも輝いているのに
街の明るさでぼんやりとしか映らないから
少し街から離れて

ここなら、星はくっきりと見渡せる
そんな場所がすぐそばにあったことに気づいた


願い事はしない

考えを巡らせる時間はなく、一瞬で消えていく流星群
いくつもの消えていく時の繋がりが、すべてを作っているのなら

なにも考えず、願わず
目を凝らし、瞼の裏に焼き付いたその一筋の残像に祈りをこめて
「ありがとう」の言葉を



夏の終わりの流れ星
輝いた後に残される、いとおしい気持ちを
冷たいお菓子に閉じ込めました
風がひんやりしたころ一層、くっきりと感じる甘さで
変わっていく季節を感じていただけると嬉しいです

とてもシンプルな冷果ですが
素材はひとつひとつ吟味して選びました。

今回は商品の特性上、発送はできませんのでご了承下さい。
直接ジェイクォーターまで受け取りに来てくださる方限定になりますが
ご注文お待ちしております。

ご予約が予定数になりましたので
受付を終了させていただきます。


詳しいご購入方法はこちらからどうぞ → 


●お願い●
お菓子はすべてゼラチン使用のため、常温では溶けてしまいます。
保冷剤はこちらで準備させていただきますが
クーラーバッグをお持ちいただけると有難いです。

お菓子のカタログはこちらから
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2009年08月25日

夏の課題

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半袖がひんやりとする

切望していた静かな時間が
こんなにもあっけなく訪れようとしていることに
一刷毛の寂しさを感じる

もう少しこのままいてくれてもいいよ。。。。
と、子どものように思った


夏らしい日は短かったけれど
いい夏の時間を過ごした
いろいろありすぎて、溢れてきそうなほど

溢れたものは流れていき
いつか、その瞬間に立ち戻るための記憶を残してくれる




一瞬のうちに流れていく世界に
どれだけのことを見つけられるだろうか

見えるものだけを見ている
受け取ったものだけをすべてと思っている
知らないことだらけなのに知っていると思っている

そんな狭い価値観にとらわれず
微細な気配の変化に、感覚を研ぎ澄ませて
齢を重ねていきたいと思うこのごろです。


そして・・・
さらりとした空気を感じ始めた頃に
わたしの夏休みの課題「ひんやりお菓子」ができあがりました。

定番のゼリーですが
同じものを真夏に食べるのとは、また違った感覚で
9月の冷菓は染み入ります。

後日紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。


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2009年06月18日

[ Otayori : vol.20 ]追加販売

Otayori 3回の販売が終了しました。
気温も思ったほど高くならず
いい状態でお渡しでき、ほっとしています。

お買い上げくださった皆様、ありがとうございました。

そして・・・
お待たせしておりました追加販売のお知らせです。

6月25日(木)に
Otayori : vol.20を追加販売させていただくことにしました。


予定数になりましたので、受付は終了させていただきます。

posted by yukari at 00:19| Comment(2) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

[ Otayori : vol.20 ]

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緑萌え
まぶしいほどの輝きを見せる季節
野山や森の匂いを思いっきり吸い込みたくなる


子供の頃、悲しいことがあると家の裏にある川辺に座り込み
たっぷりと満たされた水面を、ただ見つめて過ごした
そうしていると、尖ったものは丸くなり、いつかなくなっていた

自分を取り戻すため無意識にしていた
自然の中ですべてを受け入れることを


人の中で暮らし、
いいことも悪いことも含め人の意識を感じ、言葉を交わし
一喜一憂している。
期待と諦めを行き来しバランスを崩しそうになっても
人の言葉の温かさに助けられる。

人を傷つけるものは人の言葉、人の意識
不快な言葉を投げかけても受け取ってもいけない
言葉が人を作っているのだから。

頭だけで考えて分かっていたつもりになっていたけれど
全身に染み渡った、そんな5月です。



街の中にいても感じる、新緑の薫り
田舎の川辺に思いを馳せ
自然に赴くまま食べたいと思ったものを作ってみました。

「こうしなくては」という思い込みから放れると
お菓子を作る時間はなんて自由なんだろう・・・・
大好きな柑橘フルーツにベリー類
夏に向けて、フルーツをたくさん盛り込んだ爽やかな焼菓子

Otayoriは20回目を迎えました。
今回ご注文いただいた方には「レーズンのごりっと」をプレゼントさせていただきます。
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お断りをひとつ。。。
今回のお便りは、高温の季節ということと
フレッシュな素材を使っているものもございますので
いつもより賞味期限が短くなっております。
お渡し日の翌日までのものが入っておりますので
ご注文の際にご考慮ください。
発送をご希望の場合も、お届け日が賞味期限となってしまうものが
ありますのでお気をつけください。


ご注文が予定数になりましたので、受付は終了させていただきます。
ありがとうございました。

6月中にもう1回追加販売を検討しておりますので
販売が決まりましたら
こちらのブログでお知らせさせていただきますので
よろしくお願いいたします。

5月22日


詳しいご購入方法はこちらからどうぞ → 

お菓子のカタログはこちらからどうぞ
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2009年05月16日

木苺のブッセ

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ブッセが最近お気に入り
ふんわり生地に甘酸っぱい木苺のクリームを入れて。
次回Otayoriの新作です。

急遽、決定しましたが
5月18日(月)ジェイクォーターにてプレゼントさせていただきます。
ぜひ遊びにいらしてくださいね。
※数に限りがありますのでご了承下さい。

今日やっと。。。
新作Otayoriのカタログ撮影が終了しました。

近々、こちらのブログにてお知らせをさせていただきますので
よろしくお願いいたします。



posted by yukari at 22:54| Comment(2) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月13日

カーテンを洗ってから

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花びらの道
桜色の粒子は短い季節とともに、さようなら
時を重ねるごとに、刹那的なものに心は傾倒する
ぼんやりと、ただぼんやりとしていたくなるけれど


まずは、目の前にあることを丁寧に。
家中のカーテンを今日こそは洗おう


洗い立ての香りに部屋は満ち満ちて
春風を入れようと窓を開けると
それはもう初夏の匂いさえする


カーテンを洗ってから
そこからは何の決め事もない1日。


昨晩作った苺ジャムをたっぷりのせたトースト
少し遅めのひとりの朝食

淡い色のワンピースを深呼吸させる

積み上げていた本、忘れてないよとページをめくる

パンクしかかっている自転車を修理に出して
帰りはお散歩。


自分のために焼くビスケットがおやつ

やっと。やっと。こんな日がきた。
なんでもないことなのに、嬉しい。
今日やりたかったことはささいなこと。あたりまえのこと。

あたりまえのことは無意識だったりする
でも、意識するとまるで違うものになるからおもしろい。

楽しく過ごすことがいちばん。
わたしのそばにいる人が笑顔でいてくれることがなにより。

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2月、3月と作り続けたOtayori。
無事すべての方にお届けすることができました。
お買い上げくださったお客様、ありがとうございました。

作りたいお菓子がむくむくと出てきたら
またお会いしましょう。

posted by yukari at 00:00| Comment(4) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月18日

[ Otayori : vol.19 ]

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耳に残る春風に泣きたくなる

暖かそうなのに冷たく
柔らかそうなのに厳しく
それは、ぼんやりとした水色の空を流れていく

あいまいな風景の中、蘇る記憶
冬の終わりとともに思い出す、色褪せない感情

「冬から春へと残されたもの」
冷たさの中でもしなやかにふんわりと芽吹く。
ゆっくりと染み渡る甘さの焼き菓子5アイテム

Otayori:vol.19。完成しました。



何度も何度も試作して
「これだ」と思っても、また揺れて
辿り着くのに時間がかかる、かかる。

でもあいまいなものが、すっきりと鮮明に見えてきたときの
じわじわとくる嬉しさ
「ひとり万歳」を心の中でおもいっきりしました。

いとおかしのお菓子は、引き算したものを掛けあって生まれる味
きちんと素材そのものの味が残るように作っているので
焼き菓子なのに日持ちしません。

もともと焼き菓子は日持ちするものですが
長くねかせると、一つ一つの素材が融合しすぎて落ち着いてしまうのです。
その落ち着いた、馴染んだ味が美味しいと感じることもあるのですが
素材の持ち味が生きて主張する、焼きたてにはかないません。
出来上がった日をピークとして3日目までが美味しさの境界線

なので、常温で保存し
できるだけお早めに食べていただくことをお勧めします。


5回の販売分の受付は予定数になりましたので
終了させていただきます。
ありがとうございました。



詳しいご購入方法はこちらからどうぞ → 

お菓子のカタログはこちらから
posted by yukari at 00:00| Comment(4) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月14日

ふつふつと

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オーブンから取り出したお菓子は
太陽のごとき輝き
透き通る陽射しの色


野性味の強い、苦味のある金柑のイメージを覆す
爽やかな甘さの完熟金柑。
そのまま食べるのが一番ですが
さらりとコンポート。
アーモンドクリームに敷き詰めて
完熟金柑のタルトが完成しました。

ひんやりと固まっていたものが
熱を加えると、ふつふつと湧き上がって
この「ふつふつ」がやってきたら、嬉しくなる。

わたしの気持ちにも「ふつふつ」がようやくやってきた。

今年最初のお届け
いとおかしの焼き菓子セット「Otayori」
近日中に販売のお知らせをさせていただきますね。

直接のご案内をご希望の方は
左サイドバーの「いとおかしメール案内フォーム」にご登録下さい。
すでにご登録いただいている方は
販売が決定次第、順次メールにてご連絡させていただきます。

posted by yukari at 23:52| Comment(4) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月27日

温かな孤独

いいかんじで寒い

「さむいっ」とぼやき口調で言いながらも
心の中では寒いの大歓迎だったりしている

動きは緩慢になるけれど、気持ちは枯れないで青々と
一途に伸びる力を蓄える冬草のようにありたいと思う


ひんやりとした深夜の工房に入るのは、よりいっそう厳しい
でも、ひとりで考えを巡らすのにはちょうどいい
暖房は入れなくても、何度もお菓子を焼き上げていく度に
オーブンは加速して、温かさは満ちていく
温かな孤独とは贅沢なり


今はひたすら思いついたものを作る
瞬間の思いつきなので、そうそう完成はしないけれど
次へと繋がるものを得ると、心が躍る

数字を書き込んだ大量の白い紙が数枚になるとき
新しいOtayoriの青写真も仕上がりそうです

イベントのお知らせ
posted by yukari at 19:45| Comment(2) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月01日

陽光うららかに

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突き刺すような冷たさの中
包み込むような陽光が空を染め始める

はじまりの日にはふさわしい
つづく
posted by yukari at 18:15| Comment(4) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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